All life depends on Plants.

(すべての生命は植物に依存している)

キュー植物園とは

キューガーデンの愛称で親しまれている同園は、ロンドンの中心地から30分程度で行くことの出来る、世界を代表する植物園です。同園の歴史は古く、ジョージⅢ世の母親であるオーガスタ皇太子妃によって1759年に設立されました。その後、同園はその面積を拡張するとともに世界各地から様々な植物を収集していきます。また、パームハウスやパゴダなど特徴的な建造物も次々と建設され、次第に今日のような素晴らしい景観が作り上げられました。

現在のキュー植物園は世界的な観光地である一方、植物と菌類における科学的分野で世界をリードしている研究機関でもあります。また、2003年には、その植物コレクションの多様性さが評価されたのみならず、造園技術の歴史と発展における多大な貢献が認められ、ユネスコ世界文化遺産の指定を受けました。

ミッション:植物と菌類に対する知識の世界的情報供給源となること。私たちの生活の拠り所である、世界の植物と菌類の理解を進めること。

ビジョン:植物や菌類が理解され、評価され、保護される世界を目指す。

目的:植物園が持っている科学的な力・様々なガーデン・そして植物標本等を用い、なぜ植物や菌類が私たちにとって重要なのかを理解する手助けをすること。